学生時代に作った作品が意外と長生きしていた件について
この記事は 広島大学 HiCoder & ゲーム制作同好会GSD Advent Calendar 2023 1日目の記事となります。
お久しぶりです。 @daiking1756 です。 今年もアドカレの時期がやって来たので、その1発目の記事です。 今月中にあと1つか2つほど記事を書く予定ですので、そちらも読んで頂けると嬉しいです。 会社のアドカレは7日目を担当します。
3行まとめ
- 学生時代に作ったMagicWandが4年に渡って10回以上も展示/発表できていた
- MagicWandの事例から長生きする作品を作るためのコツを4つ見つけた
- 今後も長生きする作品を作って30代後半に個展開くぞ〜
私とHiCoderの繋がり
まず、私とHiCoderの繋がりについて書いておきます。 私はHiCoderに所属はしていなかったのですが、 このAdventCalendarシリーズの初代である2019年版には下記の記事でエントリーしていました。 daiking1756.hatenablog.com
HiCoderの存在を知ったのは2019年夏頃(卒業の半年前)だった気がします。 SNS上でHiCoderの活動を見ていると、ハッカソンやLT大会にメンバーで参加したり、逆にそれらを主催したりと、とても楽しそうなことをされており、 もし学生時代に戻れるのであれば、たとえ卒業間近でも参加しておけば良かったなーと思うくらい魅力的なサークルに見えております。
現在のメンバーとは全く交流は無いのですが、思い切って今年のアドカレの1日目にエントリーさせて頂きました🙏
大学時代に作った作品 MagicWandについて🧙
さて、タイトルにもある大学時代に作った作品というのは下記の記事でも紹介したMagic Wandという作品です。 daiking1756.hatenablog.com protopedia.net
おそらくこれまで私が作った作品の中で最も多く展示/発表した作品かと思います。 覚えている限りでざっとまとめてみました。
- 2019年1月: MA2018 ヒーローズ・リーグ 2018 2nd Stageの帰還報告@CampsにてMagicWandのプロトタイプをデモ発表
- 2019年10月中旬: 酒まつりで展示 connpass.com
- 2019年11月/12月: ヒーローズ・リーグ2019にて各種決勝戦にて発表 & FESTA2019での展示
- 2019年12月 いばらきデジタルコンテンツ・ソフトウェア大賞2019の審査会にてデモ発表
- 2020上旬: 安芸高田市にあるガレージはうすにてデモ発表(このときは魔法のネギで操縦した覚えがある)
- 2021年11月: NT富山2021にて展示
- 2023年3月: トイドローン体験会@松戸市にてデモ発表
- 2023年11月: 松戸プログラミング体験フェスにてデモ発表
- 2023年11月: NTTドコモグループのエンジニア向けイベントのLTにてデモ発表
書いてみてびっくりしたのですが、丸めた部分も含めると4年に渡って10回以上も展示/発表していました。 我ながら息の長い作品だと思います。
MagicWandに学ぶ!長生きする作品のコツ4選
急にコラム記事のような見出しを付けてしまいましたが、 ここまで長生きしてくれているのはどうしてだろうと思い、私なりに分析してみました。 ざっくり以下の4点がその理由かなと思います。
- 作品自体がシンプルであり、説明不要で分かりやすい
- ドローンという流行り物によるキャッチーさがある(子供に人気)
- Protopedia / YouTube / Qiitaで作品に関する情報発信をしているため、さっと説明できる
- 比較的primitiveな実装のため、少ないメンテで長く動作し続けている(たまにNode.jsの記法の脆弱性対応を行うのみ)
長生きすることだけが大事なことではなく、花火のように咲いては儚く散っていく作品も本当に素晴らしいと思います。 ただ、長生きしてくれるのも嬉しいですし、将来的に展示会に参加したり個展を開いたりするときに持ちネタが多いに越したことはないかなーと思います。
※ 最近夫婦で DIE WITH ZEROという本を読み、その中のタイムバケットというプラクティスを実践した結果、「30台前半でMakerFaireに出展・30代後半で個展を開く」が人生の目標に追加されました。
今後の作品作りでも、ふとした時に上記の4点を意識してみようと思います。
改めてMagicWandを振り返ってみて
今回MagicWandを振り返ってみて、私はこの作品のおかげでモノづくりやプロトタイピングにハマっていった気がします。 自分が面白いと思ったものを作品として表現し、その作品に触れた方々の反応を見るのが堪らなく楽しいのです。
海外の方は反応が良くて嬉しい🙌#酒とものづくり #のむけぇ pic.twitter.com/UBn4bXpiBc
— daiking⊿🌗 (@daiking1756) 2019年10月13日
そうそう、ぼくももうそれでしか作品作りも仕事もできなくなりました! #酒とものづくり https://t.co/lzT5Y5tMP4
— Satoshi Maemoto (@peugeot106s16) 2019年10月13日
2018年に人生初ハッカソン(レッドハッカソン)へ参加し、優勝して東京の2nd Stageに進出するも、猛者たちに圧倒され何もできなかった悔しさから2019年にMagicWandを開発し、メイカーとして生きていきたいと強く思い現在に至る。うむ、connecting the dotsみがあるなぁ(しみじみ)
2018年から始まった自分のメイカー人生。 今後もずっと続けていきたいですし、迷惑をかけない範囲で家族や会社を絡めながら周囲の人たちにも良い影響を与えられたらいいなと思っています。 私が多くの先輩メイカーの方々から影響を受けたように。
今の自分、少しはあの人たちに近づけているといいな。
さいごに宣伝!
ということで、最後はポエムっぽい内容を書いてきましたが最後に宣伝させて下さい。
NTTドコモグループでは学生さん向けのイベントを今年も行います!!
特に今年は、過去好評だったTechWorkshopである「現場のエンジニアと一緒に解く! コーディング体験」シリーズが復活します! 私も社員側で何度か参加しましたが、全員初対面の中で行うモブプログラミングは疲れますがとても楽しいですよ。 最初はどのチームもぎこちなく進むのですが、徐々にチームの息が合ってきてコーディングの質が高まっていくのが堪らんです。 過去のイベントの様子は以下の記事にまとまっていますので、ぜひご覧下さい。 engineers.ntt.com
12/17(日) - 12/19(火)に予定しているイベントを表にまとめてみました。 広島大学の学生さん限定のものを含めると3日連続イベントがあります。 HiCoderやGSD所属の広大生も、そうでない広大生も、どしどしご応募下さい!
※ 締切が明後日12/3(日) ~23:59
に迫っているイベントもあるのでご注意下さい
No | イベント名 | 場所 | 日程 | 応募締切 | 応募方法 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 現場のエンジニアと一緒に解く! コーディング体験 | オンライン | 12/17(日) 10:00-18:00 | 12/3(日) ~23:59 | エントリー後にマイページからES提出 |
2 | [広島大学限定版]現場のエンジニアと一緒に解く! コーディング体験 & LT会 | おもしろラボ@広島大学東広島キャンパス | 12/18(月) 18:00-20:00 | 12/11(月) ~23:59 | 別途案内予定 |
3 | 広島大学限定 1Day ワークショップ | NTTドコモ中国支社@広島市内 | 12/19(火) 10:00~18:00 | 12/3(日) ~23:59 | 学内掲示板等で掲載中 |
2と3の広島での現地のイベントは私も社員として参加予定です! 皆様とお会いできるのを楽しみにしております🙌
上記イベントの内容や応募方法などについて、何か不明点があれば、雑に@daiking1756までDMを送って貰えれば回答しますので、お気軽にご連絡下さい。 (それ以外のプログラミングや就職活動や人生相談的な話もOBとして聞きますよ)
ということで、アドカレ1日目の記事でした。
明日のアドカレ2日目の記事は @swawa_yuさんによる セキュリティ・ミニキャンプ in 広島 2023参加記 のようです。 私はセキュリティ何もワカランですが、キャンプは好きなので、楽しみです。(学生時代にセキュキャン参加しておけば良かった、、、そして最近キャンプ全然行けてないな)
それでは明日の記事もお楽しみに〜🙌