daiking note

作ったもの、参加したイベント、日常を書きます

ヒーローズ・リーグと仕事とその他の間で相乗効果が起きている話

この記事は MAヒーローズ・リーグ Advent Calendar 2021 15 日目の記事となります。 書き終わった後に読んでみると、完全にポエム系の記事になっていましたが、まあ自分のブログなので好き勝手書きます。

3行まとめ

  • 見切り発車だったけど今年もヒーローズ・リーグに参加できて良かった
  • ヒーローズ・リーグでの経験と仕事での経験に相乗効果が生まれていい感じだった
  • 結果自体は微妙だったけど、楽しくよい経験ができたので来年もやっていき

私のこれまでのヒーローズ・リーグ 👣

自分の思考を整理するために書いた側面が大きいですが、まず最初に私のヒーローズ・リーグの記録を文字に起こしておきます。 特に2020年のヒーローズ・リーグのことはまだこのブログに何も書いていなかったので。

2018年 / 2019年

ここから私のモノづくりが始まった気がしています。 頭をハンマーで強くどつかれるような強烈な体験をしました🔨 Facebookとかでこの当時の写真とかが流れてくると懐かしくて泣きそうになります😭 既にアラサーに突入したこともあり、涙腺の閾値が単調減少し始めている気がします。

詳しくは2年前に書いた下記の記事にまとめています。

daiking1756.hatenablog.com

まとめると、下記の二文に集約されるかなと思います。

レッドハッカソンに参加したことで「俺でもものづくりができるんだ!」と気づきました。

ヒーローズ・リーグに参加したことで「ものづくり凄え!楽しい!」と気づきました。

また、2018年の大敗戦をきっかけに、実装したら面白そうなアイデアはネタ帳に記録していくことを習慣にしました📝 粒度は様々ですが、現在までに100~200個ほどのアイデアが溜まっています。

下記がネタ帳の画像です。 f:id:daiking1756:20211215034127p:plain

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ネタ帳の一部抜粋 その1
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ネタ帳の一部を抜粋 その2

ただ、アイデアの状態だと価値はありません。 これを実装して、初めて価値を生むものになります。 早いもの勝ちです。

実際、既にネタ帳内のアイデアの一部は、他の誰かが既に実装しています。

繰り返しですが、アイデアだけでは意味がありません。 時間は有限なので現実的では無いですが、思いついたらすぐ実行して、最速でプロトタイプを作っていくくらいが丁度良いのだと思います。

2020年

昨年は顔バトというWEBアプリを作成してヒーローズ・リーグに応募しました。 protopedia.net

元々は2020年GWに行われていたおうちハッカソン で作ったものでした。 このおうちハッカソンも2018年のヒーローズ・リーグ決勝(2nd stage)で知り合った方が主催していたこともあって参加したので、思い返すと人の縁を感じて、今しみじみしています。 実際、ヒーローズ・リーグで出会った方やその周囲の方々から、いろんな影響を受けて、今の自分が出来上がっているととても思います。

2020年GWに行われていたおうちハッカソン で作ったものを、レッドハッカソンでブラッシュアップさせ、その後継続して開発を続けたものでした。 2019年の2作品は個人で作っていたものだったので、チーム開発は久しぶり。 そしてハッカソン終了後もチームとして継続して開発を続けられたのも良い経験でした。

ただ、結果は残念ながら予選落ち🔚 学生から社会人になって環境が大きく変わっても引き続きヒーローズ・リーグに参加できたことは良かったなと思いますが、やはり悔しいです。

2021年 今年のヒーローズリーグ 🎯

そして今年のヒーローズリーグです。 締切当日の夜、ボーッとTwitterを眺めていると今年のヒーローズ・リーグの募集締切の文字を見つけました。 その時点で締切まで残り20分。 何故か居ても立っても居られなくなり、完全に見切り発車でしたが応募しました。

このツイートのスレッドで応募から買い出し、開発、発表までの様子を実況しています。

今年は完全にヒーローズ・リーグのことを忘れており、作品は何も作っていませんでした。 しかし、幸いにもネタ帳にアイデアを書き溜めていたおかげで、作品候補はたくさんあったので、 その中から短期間で形になりそうなものをチョイス。 そうして作ったのがHANAPIKUでした👃 protopedia.net 久しぶりに脳汁出しながら開発できた気がします。 PoseMoverぶりかな。

詳しくはProtoPediaに書きましたが、新しいインターフェースデバイスを開発できた気がしており、荒削りな部分が多いですが、開発していて非常に楽しく、できた作品にも満足しています。

しかし結果は予選落ち🔚 予選会では当日投票で3位になりましたが、そこで燃え尽きてしまい、3分以内の動画を作成をすることができなかったことが予選落ちの大きな原因の一つかなと個人的には思っています。

仕事とヒーローズ・リーグと相乗効果 ⏫

仕事で学んだことがHANAPIKUの開発に活きた

仕事ではチケット駆動で開発をしています。 学生時代や社会人1年目の間は、正直あまり使いこなせていませんでしたが、2年目になり、ようやくチケットをうまく使いながら開発することができるようになってきました。 問題を切り分けて、依存関係を明らかにし、見積もり、実施していくという感じです。 個人開発なので、なんちゃって感もありますが、今回はGitHubのProject機能を使いました。 github.com

今回のHANAPIKUの開発では、特に開発の進め方という部分で、仕事の経験をとても活かすことができました。 短い開発期間でも、発表まで無事に終えることができたのは、このおかげでしょう。 発表日が近づくにつれて、切ったチケットが軒並みDoneに移動していくのは気持ちが良いですね🙌

それ以外にも、調査方法(できるだけ一次情報を読む)や、コードの書き方(抽象化や命名の勘所)も以前と比べるとだいぶマシになったかなと思い、自分の成長をしみじみと感じながら開発することができました。

ヒーローズ・リーグで学んだことが仕事にも活きた

2018年からのヒーローズ・リーグの経験を通じて、自分の中のいくつかの能力が高まった気がしており、例えば下記の3つの力が仕事にも活きました。

  • 発表力
  • 発想力
  • 行動力

発表力は本業での報告系の仕事だけではなく、下記のような外部向けのイベントに関わるときなどに非常に活かされています。 engineers.ntt.com

ヒーローズ・リーグに限った話ではないですが、外部イベントでカオスな発表を見ていると、「このネタ使えるなー」とすぐパクりたくなります。 まずは猿真似から取り入れていこうということで、ヒーローズ・リーグで見た面白い発表のネタも、既に仕事の発表で使ったりしています。

また、発想力と行動力は、社内コンテストに応募して、上位の成績を残せたことに繋がっています。 この成果は、本当にヒーローズ・リーグでの経験があったからだと思っています。 www.ntt.com japan.cnet.com

それ以外にもたくさん

モノづくりができると、自分の身の回りの小さな課題に対して、諦めたり見て見ぬ振りをするのではなく、根本解決をすることができます。 家事の自動化、コミュニケーションの問題、家庭菜園の効率化、サバゲーアイテム自作、 ...etc

これはこの先も続くであろう長い人生の中で、とても大きな能力だと思いますし、そんなことができるクールな人間になりたいと思います。

これはヒーローズ・リーグに参加して、数多くの作品や人の姿を見て、学んだ・感じたことです。

相乗効果が生まれている

このように、ヒーローズ・リーグへの参加を通じて趣味になった「モノづくり」が仕事やそれ以外の多くのことを豊かにしてくれていると感じます。 また、「モノづくり」以外のあらゆるものがネタになったり、「モノづくり」をする対象となっているので、持ちつ持たれつの関係といったところでしょうか。 モノづくりは現役でいられる年齢も長く、人生を通して続けられるいい趣味を見つけたなと思います。

失敗も後悔もあるけれど、気にしすぎず進み続けたい ⏩

今回のHANAPIKUは残念ながら予選落ちでした。 これは失敗、敗北であり、3分間の動画を用意できなかったことは私の怠惰であり、後悔している部分です。 ただ、参加したからこそ、この失敗や後悔を経験できているので、見切り発車でも今年もヒーローズ・リーグに参加して本当に良かったと思っています。

NTとMGを胸に刻んで、これからも進んでいこうと思います。 tatsuya1970.com

来年の抱負 🙋

最後に来年の抱負を書いておしまい。

  • HANAPIKU をブラッシュアップする
  • ネタ帳のものを最低2つ以上実装する
  • ヒーローズリーグの決勝に出る
  • のむけぇ現地参加